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「京都の運送会社が考える物流コンサルタントの仕事 〜関西物流展を見学した感想〜」

先日の事

大阪のインテックス大阪で行われていました

関西物流展に行って来ました。

コロナ禍でこういうイベントも減り

皆がふれ合う機会も減っていたので

その反動もあるのかすごい人出でした。

当社のお客様も二社ほど出展されておられ

展示会終了後の輸送も依頼を受けていました。

今回の展示会で思ったのは、

いよいよロボットの参入が加速して来たなという感想です。

ピッキングロボット、パレタイズロボットなどなど

人間の苦行がロボットに置き換わっていく

そんな近い未来をリアルに感じました。

また、エコ商品もとても多く

梱包材やパレットなど、sdgsを意識しているブースも多く

これも時代の流れだと思います。

逆にパワースーツとかはほとんど見かけなかったように思います。
(見落としてたらすみません)

マテハン道具を学ぶというのは

当社は以前から経営指針発表でも共有しており

ドライバー含む皆で学んでいこうと取り組んでおります。

以前にもお伝えしましたが、

運送屋の提案は、値下ではありません。

そのブログはこちら👈

お客様の立場になり最適な提案をする

これこそが物流コンサルタントの真の仕事です。

物流の現場において、物流コストが高くつくと相談されても

実際に運賃だけが高く圧迫しているという事は少ないと思います。
※路線は除く

端的に言いますと

「最適な時に最適な荷物量で輸送しているか?」

「本当にその輸送が必要なのか?」

という事だと思います。

緊急的な便は仕方ないとしても、

実際は「この曜日とこの曜日は出荷する決まりがある」

とか

定期的に便があるから、荷物が少なくても走らせている

こういう事が多いのではないでしょうか。

また、緊急便といえど、本当は納品先もそこまで急いでいなくて

担当営業者が「すぐに持っていかせます」

とか

「とりあえず朝一に納品させます」

こういう事も多いのではないでしょうか。

やはり極論、その輸送は本当に必要なのか?

そこまで落とし込んで考えねばいけないと私は考えています。

冒頭で述べたマテハン道具も、提案できる部分と思います。

そのやり方が生産性悪く、間違っていると分かっていたとしても

そのままの旧来のやり方を続けるという事は珍しい事ではないですね。

荷主メーカー様がマテハン道具含む物流に関する知識が少なく

営業に勧められてとても高価なマテハン道具を導入されたとします。

しかし実は使い勝手が悪く、いずれ使わなくなる。

これも無駄な投資をした事になりますよね。

輸送においてですが、単発の運賃下げるのは

確かに言葉通りコスト削減した事になるでしょう。
(昔はお客様の物流担当者が変わられた時など
  一定の実績残す為によく聞いた話です)

しかし輸送にももちろん原価はある訳で、いずれ限界はあります。
※2022年6月時点、既に限界は超えています

ではどこを提案していけばいいのか?

ここで結局、その輸送は本当に必要なのか?

本当に正しいやり方なのか?

という事に行きつくと私は考えています。

だから物流業者は、永続的にマテハン道具や物流の理論を

学んでいかねばならないのです。

色んな引き出しは持っているが

どこを開けても空でした

これではダメですよね。

絶えずアップデートしていかねばです。

ではまた。

投稿:よしだ